みんなで選ぼう!LRT車両デザイン
2022年、芳賀・宇都宮を走る次世代型路面電車
LRT(Light Rail Transit)の車両デザインを
選ぶアンケートを行います。
未来のまちのシンボルをみんなで一緒に考えよう!
CONCEPT
LRT事業のデザインコンセプトは
〜雷都を未来へ〜
芳賀・宇都宮の地域は「雷」が多いまち。
「
雷都
」と呼ばれてきました。「雷」は雨を降らせたり、稲穂を育てたり、まちにいろいろな恵みを与えてくれます。そのため、私たちは親しみを込めて「
雷様
」と呼んでいます。
そして今、芳賀・宇都宮は未来のために次世代型路面電車LRTを取り入れます。昔から「雷」がこのまちに恵みを与えてきたように、LRTはより便利で幸せな暮らしと、この先もずっと続いていく人々の交流という恵みを届けます。
LRTが芳賀・宇都宮らしく「雷都」にぴったりで、長く愛される乗り物となるよう、そのデザインコンセプトには「雷都を未来へ」を掲げました。
-
どんなカラーになるの?
シンボルカラーは、雷(稲光)や雷を受け豊穣に実った稲をイメージさせる「黄色」
シンボルカラーを引き立てる、「黒」から「白」までの無彩色
-
何をモチーフにしてるの?
芳賀・宇都宮の「恵みの象徴」である「雷」による「稲光」をモチーフにします。
-
車両以外もトータルで
デザインします車両、停留場、案内板など、関連する施設や設備、利用する方が接する全ての要素においてカラーやモチーフを使ったデザインを行い、統一感をもたせることでわかりやすさや魅力を高めていきます。
車両デザインの作成にあたっては、このデザインコンセプトを全面に打ち出しました。
-
車両外観デザインの基本方針
芳賀・宇都宮の顔となり、「雷都を未来へ」を具現化するデザイン
- まちの顔となる「独自性」
- 地域固有の風土を感じる「雷の光(稲妻)」
- 将来イメージを牽引する「先進性」
-
車両のカラーについて
デザインコンセプトの「雷の光」を表現する「黄色」を車両のメインカラーに設定しました。また、「黄色」が引き立つよう、デザインの背景色には「ダークグレー」を用いています。
-
車両外観の形状について
車両の先頭部分を流線型にすることで、国内のLRT車両にはない独自性の高い形状とし、シンボルカラーの「黄色(雷の光)」が最も魅力的に見えるデザインを3案作成しました。
LRT事業の概要についてはこちら
PLAN
車両デザイン
A案
流れるような先頭のかたち L字型の特徴的な色使い
配色の考え方
先頭部を強調する黄色いL字状のカラーリングによって、「雷光(稲妻)の力」を表現し、芳賀・宇都宮の風景を牽引する「先進性」を表現。
形状の特徴
車両前面に大きなガラスを用いることで、流れるような前頭形状を表現。また、側面から先頭につながるダイナミックなラインを、ピラー(前頭部の柱)にも繋げることにより、鏃(やじり)のシャープなイメージを表現。
B案
コンパクトな先頭のかたち スピード感のある色使い
配色の考え方
前頭部から斜めに伸びる黄色によって、雷光の広がりを表現。車体下部に黄色のラインを通すとともに、未来に向かって突き進む姿を表現。
形状の特徴
側面から先頭につながるダイナミックなラインを、先頭上下部のカット造形に絡めることで、ダイナミックで動きのある形状とし、他都市の路面電車にはない斬新で独自性のある形状を創出。
C案
シンプルな先頭のかたち 水平基調の色使い
配色の考え方
光を受ける車両肩の部位に黄色を配色することで、シンボルカラーの印象を強く表現。また、水平基調のカラーリングによって水平移動する都市の装置、公共交通としてのスマートさを表現。
形状の特徴
基本的な形状は、前頭形状を含めてオーソドックスな造形としながら、水平/垂直基調の建築的構成のグラフィックとして、普遍的なイメージを創出。
関連施設でアンケートに
参加しよう!!
下記の施設に
アンケート用紙・アンケート
回収箱を設置
しています。
- 宇都宮市内
- 市役所本庁舎1階ガラスブース前,各地区市民センター(13ヶ所)、各市民活動センター(5ヶ所)、中央・東・南図書館、交通未来都市うつのみやオープンスクエア(ベルモール内)、宇都宮アンテナショップ宮カフェ(オリオン通り内)、道の駅うつのみや ろまんちっく村、観光案内所(JR宇都宮駅構内)など
- 芳賀町内
- 町役場庁舎、町総合情報館、町民会館、道の駅はが、芳賀町工業団地管理センターなど