STATION WEST SIDE MAINTENANCE駅西側延伸

R6.12月更新

目次

  • 駅西側の目指すまち
  • 主な計画の内容
  • JR宇都宮駅の横断
  • 新しい大通りへ(大通りの導入空間イメージ)
  • 宇都宮駅西口周辺の将来イメージ
  • 公共交通全体をもっと便利に
  • 駅西側延伸の検討経過
  • よくあるご質問
  • 皆さんとともに…

駅西側の街なかをライトラインが走る
魅力的でワクワクする空間へ

宇都宮市では、100年先も持続的に発展するまちを目指し、生活に必要なまちの機能が充実したコンパクトなまち(拠点)を便利な公共交通でつなぐ「NCC(ネットワーク型コンパクトシティ)」の形成を進めています。

「NCC」についてもっと見る
「ウォーカブル」な空間となった宇都宮駅西側エリアのイメージ図

宇都宮の顔である駅西側の街なかは、人とライトライン等の公共交通が共存した、魅力的で居心地がよく、歩きたくなる「ウォーカブル」な空間を目指しています。
駅西側のライトラインについては、まちづくりと一体的に検討を進め、2030年代前半の開業を目指しています。

都心部まちづくりについて知る

駅西側のライトライン

ライトラインの駅西側延伸については、
宇都宮駅東口から教育会館付近までの区間を
整備区間とし、2030年代前半の開業を目指して
各種検討を進めています。

主な計画の内容

駅西側停留所配置イメージ

JR宇都宮駅の横断

LRTの軌道(レール)を高架化し、
駅ビル北側の新幹線高架(駅舎3階部分)と
在来線(駅舎1階部分)の間(駅舎2階部分)を
横断します。

縦断イメージ
JR宇都宮駅横断ルート

新しい大通りへ

Point1.都心部はウォーカブルな空間へ、Point2.公共交通ネットワークを充実、Point3.自動車・自転車も安全・快適・円滑に
大通りの導入空間イメージ

I区間 裁判所前↔︎宇都宮駅東口

※下の図はJR宇都宮駅を背に西方向を見た場合
1宮の橋交差点付近JR宇都宮駅
現況図
導入後のイメージ図
  • 速達性や鉄道との乗継利便性が高く、一体的で広がりのある駅前空間の確保・活用が可能な高架で整備
VRイメージ
2裁判所前宮の橋交差点付近
現況図
導入後のイメージ図
  • バスの乗降や荷さばき活動ができるよう、本線とは別に停車帯を設置
  • 路肩を活用した自転車の走行空間を整備
VRイメージ

Ⅱ区間 桜通り十文字↔︎裁判所前

※下の図はJR宇都宮駅を背に西方向を見た場合
現況図
導入後のイメージ図
  • 路肩を活用した自転車の走行空間を整備

Ⅲ区間 教育会館前↔︎桜通り十文字

※下の図はJR宇都宮駅を背に西方向を見た場合
現況図
導入後のイメージ図
  • 車両留置を行う施設パーク&ライド駐車場などを路外に検討
  • 現況と同様に自転車道を整備

ⅠⅡⅢ区間の全ての交差点に、
右折レーンを設置

宮まつりやクリテリウムは開業後も開催できるの?

必要な対策を行うなど、これまで通り開催できるよう、主催者と協議・調整を行っています。

軌道を横断する自転車レースの開催事例
(アデレード ロードレース)

渋滞は起きないの?

  • 都心部への過度な自動車の流入を抑制する都心環状線などの道路整備
  • 大通りやいちょう通りなどの必要な交差点改良
  • 面的な信号時間の調整
  • 大通り(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ区間の)全ての交差点に右折レーンを設置
  • 大通り(Ⅰ区間)ではバスの乗降等のため、本線とは別に停車帯を設

などにより、円滑な自動車交通を確保していきます。

一足先に未来をイメージ!
VRで見る駅西側ライトライン

JR宇都宮駅西口周辺地区将来イメージ

ライトラインの西側への出発点である宇都宮駅西口について、官民一体となったまちづくりをより一層進めるための将来のイメージを作成しました。今後さらに空間づくりの検討を進めていきます。

ライトラインとさらに未来へ
※上記のイメージ図は、JR宇都宮駅西口周辺地区の整備に向けた検討を深めていくために、これまで「(仮称)JR宇都宮駅西口周辺地区整備基本計画策定懇談会」などで議論してきた内容を基に作成したものであり、LRTの構造や駅前広場、周辺開発、交通動線などについて確定したものではありません。

ライトラインの延伸と合わせて
駅西側の公共交通全体をもっと便利に

バスを再編して便利に

ライトラインと重複する大通りのバス路線の一部を再配置することで、郊外部とまちなかを結ぶ幹線バスやまちなかの循環バスの充実を図ります。

トランジットセンターを
設けて
乗り継ぎを便利に

スムーズかつ便利に乗り継ぎできるよう、東武宇都宮駅付近や桜通り十文字付近などの交通結節点は、ライトラインやバス、自動車などの多様な交通手段が円滑に乗り継げる施設について検討しています。

地域内交通を
充実させて便利に

バスやタクシーと役割分担しながら、通院や買い物など日常生活の足として乗合タクシーなどにより、地域を面的にカバーする地域内交通の導入を推進するとともに、ライトラインやバスとの乗り継ぎポイントを適切に設定します。

全部totraでつながる!

駅西側ライトライン沿線以外でも公共交通は便利になるの?

開業時において、ライトラインと重複する大通り区間のバスの一部を桜通り十文字周辺を起終点とするなど、3割程度削減することで、バス車両や運転手を
「郊外部と都心部をつなぐ幹線バス」
「都心部の循環バス」に振り分け、
公共交通ネットワークの充実を図ります。
地域内交通についても、地域と連携しながら市街地部への導入を推進していきます。

ライトライン駅西側延伸時の
バスネットワークのイメージ▶︎

ライトライン駅西側延伸時のバスネットワークのイメージ

駅西側延伸の検討経過

よくあるご質問

ライトラインは、JR宇都宮駅西側区間も通るの?

駅西側についても、事業化に向けて検討を進めています。

区間については、NCCのまちづくりを一層強化するため、大谷観光地付近までをLRTの「検討区間」としています。
また、NCCのまちづくりの効果を早期に発現させるため、宇都宮駅東口停留場~宝木町1丁目・駒生1丁目付近(教育会館付近)までを、着実に整備を進める「整備区間」としています。

詳しくはこちら

ライトラインは、JR宇都宮駅西側区間も通るの?

ライトラインはどうやってJR宇都宮駅の西側に行くの?

宇都宮駅東口停留場から北側へ高架化し、駅ビル北側の新幹線高架(駅舎3階部分)と在来線(駅舎1階部分)の間(駅舎2階部分)を横断する計画をしています。

ライトラインはどうやってJR宇都宮駅の西側に行くの?

ライトライン駅西側延伸で、大通りや、大通りを南北に通る道路は渋滞が発生しないの?

都市の骨格となる「3環状12放射状道路」の整備に取り組んでおり、環状道路の整備により、都心部への過度な自動車流入の抑制を図ります。
そのうち、現在整備を進めている「都心環状線」などの道路整備や、必要な交差点改良等の対策を実施することで、円滑な自動車交通を確保していきます。

ライトライン駅西側延伸で、大通りや、大通りを南北に通る道路は渋滞が発生しないの?

大通りの混雑を避ける自動車で生活道路が渋滞してしまうのでは?

都市の骨格となる「3環状12放射状道路」の整備に取り組み、円滑な自動車交通を確保していきます。各地域の生活道路に通過を目的とした自動車等が過度に流入しないよう取り組んでいきます。

自動車の左折の際に、歩行者が多くいる場合、直進・左折レーンがふさがり、渋滞してしまうのでは?

交通シミュレーションを実施し、歩行者の横断時間を考慮したうえで、自動車にも必要な青時間を確保することなどにより、円滑な交通を確保していきます。

今後、工事中には、渋滞が起きてしまうのではないの?

駅東側でのライトライン整備の知見を活かし、工事中の渋滞抑制に向けて関係機関と協議・調整を行い、円滑な交通を確保していきます。

1車線の区間で事故が起きたり、緊急車両が来たりしたらどうなるの?

停車帯やゼブラゾーンなどを活用することで、後続車や緊急車両の妨げにならない空間形成をしていきます。

1車線の区間で事故が起きたり、緊急車両が来たりしたらどうなるの?

都心環状線の外側はライトラインが通ると道路は拡幅になるの?

都心環状線の外側については、一部で拡幅を検討しています。
詳細な幅等については、とりまとまり次第公表していきます。

自転車の走行空間はどうなるの?

自転車走行空間は、安全性や快適性を確保するため、路肩を活用した空間を想定しています。
また、桜通り十文字~教育会館前は、現況と同様に自転車道を整備していきます。

停車帯にバスが止まっている場合、自転車走行空間を走行している自転車の安全性・利便性はどのように確保するの?

自転車は軽車両であることから、現時点では、停車車両をよけて、車道を走行することを想定しています。
自転車利用者がより安全で快適に利用できるように、通行方法や路面表示の仕方等について引き続き、関係機関と協議しながら具体化していきたいと考えています。

トランジットセンターなどの乗継拠点はどこを考えているの?

乗継拠点として、JR宇都宮駅西口付近、東武宇都宮駅付近、桜通り十文字付近を基本に検討しています。
詳細な場所や規模については現在検討中です。

トランジットセンターなどの乗継拠点はどこを考えているの?

駅西側の「整備区間」はなぜ教育会館(コンセーレ)付近までなの?南北は通らないの?環状線は通らないの?

駅西側については、都市拠点と地域拠点・観光拠点をつなぐことを目的として大谷観光地付近までを「検討区間」としています。

そのうち、中心市街地活性化や通勤・通学の利便性向上等、整備効果が早期に期待できる教育会館(コンセーレ)付近までを「整備区間」としました。

現時点での南北への延伸や環状線への導入の予定はありません。

駅西側の「整備区間」はなぜ教育会館(コンセーレ)付近までなの?南北は通らないの?環状線は通らないの?

大通りで毎年実施している「ふるさと宮まつり」や「宇都宮ジャパンカップクリテリウム」はライトラインが通っても開催出来るの?

「ふるさと宮まつり」や「宇都宮ジャパンカップクリテリウム」については、国内外での開催実績を参考に、道路空間の活用等に関する協議を主催者と行っており、今後も開催していきたいと考えています。

架線がない設計にはできないの?

現時点では東側と同様の設計を検討しております。
様々な事例を収集し、架線がない設計については、引き続き研究を進めていきます。

大通りの地下道はどうなるの?

地下道については、現在、施設管理者と協議を進めています。
詳細は方針が決まりましたら公表していきます。

街なかにおいて、建物の建設や建替えなどに対する支援はあるの?

官民協働による魅力的でわくわくする都市空間づくりに向けて、事業費の補助や容積率の緩和など、様々な場面で活用できる支援メニューを「宮の街ナカエキサイト」として用意しています。

詳しくはこちら

ウォーカブルなまちづくりとは?

街なかにおいて、人と様々な交通が共存しながら、都市活動を支える多様なまちの機能(住む、働く、学ぶ、遊ぶ、憩うなど)を充実させる「人中心の居心地が良く歩きたくなる空間づくり」の官民協働の取組です。

詳しくはこちら

ライトライン延伸後の大通りのバス路線はどうなるの?

ライトライン延伸後の大通りのバス路線については、バス利用者の利便性やバス事業者の事業運営の継続性に配慮しながら、一部を再配置することで、各地域拠点と都市拠点を結ぶ幹線バス路線や都心拠点内の循環バス路線の拡充を図るなど、NCCの形成に向けて市内全体の公共交通ネットワークの充実を図ります。

ライトライン延伸後の大通りのバス路線はどうなるの?

皆さんとともに…

皆さんの生活に密接に関わる歩行空間や荷捌き、
停留場などの
道路空間の使い方等について、
まちづくり関係団体等に加え、
ライトライン沿線を
はじめとする多くの皆さんとの意見交換を
丁寧に行ってまいります。

交通未来都市うつのみやオープンスクエア

オープンスクエアの様子

まちづくりやライトラインに関する情報を、パネルや映像などで分かりやすく発信しています。
ライトラインオフィシャルグッズも販売中。

詳しくはこちら

ライトライン体験会・意見交換会

ライトライン体験会・意見交換会の様子

ライトラインの実車を活用した事業説明・現場見学・これからのまちづくりについて考える意見交換会を実施しています。

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